スマート農業

6月も中旬に入り、いよいよ暑さも増してきました。この時期は、日が1年の中で最も長く、来週の21日が「夏至」になります。

日没が遅いので夕陽がとても綺麗な時期でもあります。夕焼けの景色が暑さで疲れた体を癒してくれるので皆さんも夕暮れを見てみてはいかがでしょうか?

さて、今週はスマート農業の見学会が当法人にて行われました。

スマート農業とはロボットや情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・高品質生産を実現、推進している新たな農業です。

アイガモロボットやドローン、リモコン式草刈機、水田ファーモなど農業者の労力を軽減してくれる機械が次々と開発されています。
これらは、主に水稲栽培に使われます。お米をつくるにはそれほどの労力や知識、手間がかかるという事です。

先端技術で労力は確実に減るのですが問題は機械価格や米価と消費。

個人の農家さんではこれらの機械は、なかなか勇気のいる値段であり、かといって法人や組合でも補助制度等を使っていかないと厳しい状況です。

その原因は米の消費低下(食品の飽和)が招く米価の下落も一因しています。
人口の減少や、パンや麺などが、日本人に慣れ親しんだ主食になりつつあることは仕方のない現実ですが、最近では米粉パンや米粉麺など米の消費につながる製品も出てきています。

お米が売れなければ田んぼはやめるか他のものをつくるしかありませんが、そう簡単に違う作物をつくる事もできません。

お米の売り方など考える一方で、どうしたら消費拡大につながるかを働きかけるのも、我々の仕事なのかもしれません。
別の意味でのスマート(賢い)農業です。

とりあえず疲れた体に冷やし茶漬けやおにぎりなど食べて夏を乗り切ります!

橋波アグリサンシャイン

農事組合法人橋波アグリサンシャインは、神話の国 島根県出雲市佐田町橋波地区において、中山間地域農業の活性化をめざして活動を行っています。 橋波地区は、出雲市の最南西部に位置する標高200mの自然豊かな中山間地域で美味しまね認証を受けて、米とほうれん草を栽培しています。

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