ローカルディスタンス
本日は2回目の水稲種まき日でした。
今回はたくさんの組合員の方や、近所の方々に手伝っていただき約1800枚程の苗箱を並べました。
種まき(播種)自体は機械のコンベアで出来るのですが、出来た苗箱を運ぶ作業(出芽方法は無加温平置き)は、農作業の中でもかなりの重労働。
全て軽トラに乗せ手作業でハウスに並べていきます。
こんな雰囲気です。
真ん中に写っている子は組合員さんのお孫さんで、今年中学生になったばかり。将来はなんと‼️農業をしたいと言ってくれている、みんなから一目置かれるスーパールーキーです😁
あいにくの雨でしたが皆さんとああだこうだ言いながら辛い作業を楽しくこなしていきます。
そしてちょうど半分近く種まきが終わったところで休憩です。いつもは、午前中で終わるのですが今回は昼食も兼ねて。
並べたテーブルにみんなで集まって同じご飯を食べる。
これだけで、とても幸せな事です。
こんな当たり前の光景が目に映る事。
言葉にはいい表せない程、感慨深いものがありました。
モチロン昼食はおにぎり。
みんなで食べるご飯は最高においしいんです。
唯一、言葉で表すとしたら
「ローカルディスタンス」
でしょうか?
地域が持つ距離は、その土地に住む人たちがつくり出した唯一無二の形です。
世代間を超えて受け継がれるこの親密性をいつまでも絶やしたくはない気持ちこそが故郷、地域を愛する事なのかもしれません。
と、まあ少しカッコをつけましたが、大人数で農作業する事は改めて良いものだなぁと感じました。昔、子供の頃に田植えや稲刈りを手伝いながら皆で畦に座りおにぎりを食べたことを思い出しました。
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