こめて
浸種の終わった種はいよいよ催芽に移ります。
農業用語になりますが、「浸種」というのは、種を水につけて発芽させるための準備段階で
比較的冷たい水に浸すことです。この時お米は、眠っている状態。ZZZ。。。
そうしてたっぷりと水分を含んだ種を30℃くらいの水温に上げてやると芽を出します。
気を抜くとあっという間に芽が出すぎてその後の管理や成長に悪影響を及ぼすので
結構気をつかいます。生まれたばかりの赤ちゃんみたいなものです。
これが、秋には立派なお米となり、どこかの食卓へと向かいます。
生産者と消費者はなかなかお互い見えづらい所もありますが、
誰かに「おいしい」と言っていたただけるよう、種を播きます。
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