ミツバチは健気な生き物
ミツバチの群れ!!
橋波アグリサンシャインではミツバチも飼っています。
といっても、ごく小規模ですが。
上の写真は、蜜でいっぱいになった巣箱を継ぎ足す作業の風景です。
(手前に写る木は蓋で、開けると天井までビッシリ蜜を貯めていました。もっと早くに継ぎ足すべきだった、ゴメンよハチ君達!!)
ミツバチは一見すると刺されそうで、群れでいるとなんだか怖い生き物!
というイメージがありますが、
実はとても健気でかわいらしい生き物です。
一生懸命採ってきた花の蜜を熊に盗られたり、アリやダニに襲われたり、中でもやっかいなのが同種のスズメバチ!!帰ってくるミツバチを執拗に殺したり、巣穴が大きいと中に進入し、壊滅させるのです。
(僕らも少し蜜をいただくわけですが・・。巣箱を提供している家賃分くらいです。)
それでも彼らは賢明に働き、蜜を今日も持って帰るのです。
そして普段はとても温厚で、手に乗せても刺したりはしない可愛い奴。
もちろん、採蜜する時は、乱暴に扱うと怒って刺します。
「分封(ぶんぽう)」といって新しい女王蜂が誕生し巣わかれする時も、気が立っていて、むやみに近づくと刺されます。(過去に刺されました。。)
ミツバチがいなくなると人類は絶滅するとも言われています。
その理由は、作物の受粉にミツバチが大きく関与しているからです。
そして近年ミツバチの数は減少しつつあります。農薬もその要因の1つではないかと言われています(ネオニコチノイド系農薬)。
当法人では、有機栽培圃場でミツバチを飼っているので、彼らも安心して蜜取りに励んでいます。健気な彼らを守ることが、巡り巡って自分たちを守ることになっている。それが自然の摂理ではないかと思います。
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